因幡の白ウサギ

最近はカード犯罪は分業が進んでいるらしい。いちいち盗んだりしなくても専門の偽造グループなどが作ったり、何らかの方法で手に入れたカードを買えば済むようになっている。カードの偽造や変造が磁気読み取り装置、カードに文字をつけるエンボスなどの加工工程がビルの1室で組織的に行われてそれが売買されている。これにはなんと加盟店も1枚絡むことがある。このようなことが報告されている。海外旅行でホテル宿泊費の決済を以外はすべて現金で払い一切カードは使わなかった。帰国後カード会社から高額な請求書を見て驚いた。なんと貴金属をあれこれ買ったことになっている。全く覚えがないのにカードで高額な買い物したことになっているのだ。このケースでは犯人はホテルの従業員だった。宿泊費の支払いで従業員にカードを出す際に何食わぬ顔でカードの種類が番号から指名パスポート番号までデータを売っていたのだ。あとは分業流れに沿ってカード偽造、高価な品物があったのは言うまでもない。有名ホテルでも全く安心できない。このような場合は外国での例が多い。下手をすると店ぐるみで架空の売上伝票を見る輸送するというのもよくあることで海外のカードショッピングをして帰国しはるかに高額の請求が回されて慌てることもしばしば起こるある。その店で買ったことは確かなのだが水増しされているのである。こうした時に海外だと自分がそんなに買っていないという証明するのは難しい。日本人は危機管理意識が薄い。カードを扱うときぐらいは目をこらして隙を見せないことが必要である。